熱湯は危険!?配管/排水管やトイレ詰まりの正しい清掃方法とは?

■熱湯は基本的にNG

突然の詰まりなどで焦ってしまい、熱湯を流すことで詰まりを解消しようとされるケースを時々話として伺う事があります。

しかし、熱湯を排水管や便器に流してしまうとより大きなトラブルにつながってしまうことになってしまいます。

 

  • 排水管に熱湯を流してはいけない理由
  • 便器に熱湯を流してはいけない理由
  • ぬるま湯はOK?

 

■排水管に熱湯を流してはいけない理由

台所のシンクで熱湯を流すと「ボコッ」と金属が凹むような音がします。これはシンクの材質のステンレスが熱膨張による反発を起こしてしまうからです。

そしてシンクから流れる熱湯は排水管に向かって流れます。
台所などの排水管は塩化ビニール管であることが多いがこれが問題になり、塩化ビニールは熱に弱く60〜65度で熱膨張を起こしてしまい管自体の破裂などにつながってしまいます。

これによって台所自体が使えなくなってしまうどころか、塩化ビニール管自体を丸ごと交換や、酷い状況など床の腐食による張り替えなど余計に費用が嵩んでしまいかねません。

 

■便器に熱湯を流してはいけない理由

便器の場合も熱湯は厳禁です。
便器は基本的に陶器なので、素材自体の伸縮性が低く熱湯が掛かった部分と掛かってない部分の温度差により熱膨張で便器自体にヒビが入ってしまいます。

便器にヒビが入ると、ヒビの部分の部分から水漏れやヒビ割れの悪化が起こってしまいます。
そして便器(陶器)の性質上部分的な修復というのが困難なので丸ごと交換というケースに繋がってしまいます。

 

■ぬるま湯はOK?

40度程度のお湯であれば、むしろ効果を発揮する場合もあります。

  • 油汚れなどで詰まってしまった場合
  • トイレットペーパーや排泄物が詰まってしまった場合

 

・油汚れなどで詰まってしまった場合

油が温度によって固形から液体に近付くことによって流れが改善されることはあります。ただ、残留油などが引き続き固形化してしまいやすく応急処置的な意味合いぐらいに考えてください。

 

・油汚れなどで詰まってしまった場合

トイレットペーパーはパルプ紙なので温水によって解れやすくなる性質があるので、40度程度のお湯程度であれば効果が多少望めます。

 

あくまで、応急処置なので詰まりなどの異常が起こるようになったら、本格的清掃をする目安です。

早めに排水管清掃業者に連絡をして根本的な解決をするのが望ましいでしょう。

 

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